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介助・ケア

介護職のための看取りケア

有料老人ホームの約8割に看取り方針がある

有料老人ホームの約8割に看取り方針がある

特養・介護付き有料老人ホームでは約8割が「看取り方針がある」

高齢者施設での看取りはいまや特別なことではない
現在、看取りを行う方針のある高齢者施設は、住宅型やサービス付き高齢者向け住宅で約6割、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームにいたっては約8割に及びます(グラフ参照)。時代のニーズに応え、2006年に看取り介護加算が新設されて以降、看取りケアを行う高齢者施設は確実に増えています。

いまや、高齢者施設での看取りは、特別なことではないといえます。これから行う方針の施設は、具体的にどうすればいいか悩み、現在行っている施設でも、自分たちのケアに不安や悩みを抱えている職員は多いと思います。そこで、看取りケアとは何か、基礎知識やポイントを挙げてみます。

終末期の傾向やプロセスは個々で違う
看取りケアを行う「終末期」とはどんな時期を指すのでしょうか。人が死に近づいていることを示す兆候としては、以下のようなものがあります。

[1]ほぼ寝たきりの状態、または起き上がることが非常に困難になる。
[2]非常に衰弱している。
[3]飲食ができなくなる。
[4]嚥下が難しくなる。
[5]眠っていることが多くなる。

このような状態になってきたら、「看取りケアの対象」になります。もっとも、これらの変化は連続的に起こり、個人差も大きいので、終末期の見極めは難しい部分があります。

介護施設での看取りでは、そのプロセスが年単位のこともあれば、数週間〜数日と早く、戸惑うこともあります。「いつから終末期か」を意識するより、いつでも最期を迎える可能性があると考え、その時々の時間を大切にしてかかわることが重要です。

本誌では看取りにあたって知っておきたい心構えやケアのヒントを解説しています。

監修
東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム・終末期ケアのあり方
テーマリーダー 島田千穗
介護が必要になり、徐々に衰えていく過程にある高齢者とその家族、ケア提供者に焦点を当てた研究を行う。著書に『認知症・超高齢者の看取りケア実践』(共著、日総研出版)など。

文/松崎千佐登
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