制作レクQ&A
制作レクの準備が十分にできないときは?
身体機能を維持し、コミュニケーションを豊かにする制作レク。利用者に楽しく取り組んでもらうために、介護者は何を準備し、どのように進めたらよいのでしょうか?編集部に寄せられる制作レクの悩みにQ&A形式でお答えします。
Q1 業務に追われて制作レクの準備が十分にできません。
日常の業務が優先されるため、制作の準備が不十分なままレクの時間になり、バタバタとした進行になってしまいます。どうしたらいいでしょう?
A1 準備は「介護者がするもの」と思い込んでいませんか?利用者にできそうな作業は手伝ってもらいましょう。
準備といってもすべて介護者が行う必要はありません。制作が得意な利用者がいれば声をかけて手伝ってもらいましょう。例えば型紙からパーツを切り出す必要があるなら、型紙を用意し、それを使って紙にたくさん型を写してもらい、はさみで切る作業をお願いします。「次回の準備なのですが、手伝っていただけると助かります」とお願いするような言い方を心がけましょう。
本誌では制作レクの際の「どうしたらいい?」をより深く掘り下げています。
監修/池村公伯
理学療法士。社会福祉法人清峰会 特別養護老人ホーム浅草ほうらい勤務。理学療法士の立場から、機能回復・維持につながるレクリエーションを実施している。
イラスト/さいとうかこみ
取材協力
特定非営利活動法人 認知症ケア研究所 デイサービスセンターお多福茨城町/管理者 松岡佳美
SOMPOケア いきいき小日向 デイサービス/管理者 安田三枝
社会福祉法人 京都ライトハウス 高齢者総合福祉センター ライトハウス朱雀/副施設長 木原智徳
理学療法士。社会福祉法人清峰会 特別養護老人ホーム浅草ほうらい勤務。理学療法士の立場から、機能回復・維持につながるレクリエーションを実施している。
イラスト/さいとうかこみ
取材協力
特定非営利活動法人 認知症ケア研究所 デイサービスセンターお多福茨城町/管理者 松岡佳美
SOMPOケア いきいき小日向 デイサービス/管理者 安田三枝
社会福祉法人 京都ライトハウス 高齢者総合福祉センター ライトハウス朱雀/副施設長 木原智徳