うまくいかないのはなぜ?
利用者家族からの入浴に関するクレーム対応【後編】
送迎の時や電話などで直接家族に伝える
日常的には連絡ノートを活用しますが、時には直接家族と話す機会を設けましょう。送迎の際など、顔を合わせて話をすると、施設での利用者の様子や介護者の思いも伝わりやすくなります。会うのが難しければ電話でもかまいません。
施設での様子を写真に撮って連絡ノートに貼る
時々でいいので、レクリエーションなどで楽しそうにしている様子を写真に撮り、連絡ノートに貼りましょう。そうすることで「つまらない」と話す本人にも楽しい時間があることを、目で見えるかたちで伝えることができます。
本誌では認知症ケアでの「家族との関係」について事例別に対応のポイントをご紹介しています。
監修/伊東美緒
東京都健康長寿医療センター研究所研究員、看護師、保健師。介護施設や在宅での認知症ケアを研究。著書に『認知症の方の想いを探る~認知症症状を関係性から読み解く~』など。
文/高野千春 イラスト/田上千晶
東京都健康長寿医療センター研究所研究員、看護師、保健師。介護施設や在宅での認知症ケアを研究。著書に『認知症の方の想いを探る~認知症症状を関係性から読み解く~』など。
文/高野千春 イラスト/田上千晶