よりよいケアに活かす
介護記録の書き方~記録を書く目的
介護記録を書く目的とは
毎日書いている介護記録ですが、実は「うまく書けない」「時間がかかる」「書き方がよくわからない」などと悩んでいる人は少なくありません。的確な記録はよりよいケアに結びつきます。ポイントを押さえて、正確に、効率のよい記録の書き方を身につけましょう。
「利用者に対する対応や処置の記載が不十分」「内容に継続性がなく断片的」「利用者の日常生活の様子があまり記載されていない」「ケアプランに基づいた内容があまりない」「記録ではなくメモ書きになっている」など、介護記録にはさまざまな課題が見受けられます。
これらはどうして起こるのでしょう? それは、介護記録を書く目的がよく理解されていないから。記録の目的をきちんと理解すれば、有効な記録を作成することができます。
【介護記録を書く目的】
・スタッフ間での情報を共有
・利用者の状態や希望をケアプランに反映
・利用者・家族とスタッフ間のコミュニケーションツール
・スタッフの意識と専門性の向上
・万が一の時のための証明
監修 富川雅美
社会福祉法人戸田市社会福祉事業団「戸田市立健康福祉の杜」元施設長。介護記録の書き方に一家言あり、著書に『よくわかる介護記録の書き方』(メヂカルフレンド社)。
社会福祉法人戸田市社会福祉事業団「戸田市立健康福祉の杜」元施設長。介護記録の書き方に一家言あり、著書に『よくわかる介護記録の書き方』(メヂカルフレンド社)。
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現場この記事が掲載されている号
レクリエ 2014 7・8月号
51ページに掲載
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