よりよいケアに活かす
介護記録の書き方【2】~伝えるために必要なこと
記録に際してはいくつか押さえておきたいポイントがあります。これらは、情報を書き残すだけではなく、きちんと伝えるために必要なこと。この「伝える」という意識をもつことで、書き方は変わってきます。
主な記録には、ご存じのように「業務日誌」(介護日誌、日・夜勤日誌)、「ケース記録」(経過記録、生活記録)など、いくつかの種類があります。業務日誌は申し送りのための記録、ケース記録は利用者の生活・活動状況などを随時記録するもので、それぞれに目的が異なります。
それぞれ、求められる適切な内容を記載しなければいけませんが、記録の種類を問わず徹底したいのは、記録した箇所ごとに署名すること。記録によっては複数のスタッフが記録する場合もあるため、だれがどの箇所を記録したのかわかるようにするためです。
監修 富川雅美
社会福祉法人戸田市社会福祉事業団「戸田市立健康福祉の杜」元施設長。介護記録の書き方に一家言あり、著書に『よくわかる介護記録の書き方』(メヂカルフレンド社)。
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レクリエ 2014 7・8月号
52ページに掲載
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