介護保険改正で介護現場はどう変わる?
改正後のレクの考え方・あり方「重度者・認知症高齢者の レク」
少し見方を変えると、異なる役割や働きが期待されていることもわかります。たとえば、これまで「看取りケア」の高齢者に効果的なレクリエーションがどれだけ行われてきたでしょうか。
死期が迫っているなかで「楽しみ」「前向きな意欲」「笑顔」はむしろ大事なものです。それを生むようなレクリエーションは、これから間違いなく求められます。同様なことは、胃ろうを造設したり、人工呼吸器を装着したような重度者、認知症高齢者に対してもいえましょう。
監修・執筆 高野龍昭
東洋大学ライフデザイン学部准教授。社会福祉士、介護支援専門員。在宅介護支援センターのソーシャルワーカーや、居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして活躍後、現職。『これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険第2版(2015年)』(翔泳社)ほか著書多数。
東洋大学ライフデザイン学部准教授。社会福祉士、介護支援専門員。在宅介護支援センターのソーシャルワーカーや、居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして活躍後、現職。『これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険第2版(2015年)』(翔泳社)ほか著書多数。