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介助・ケア

信頼関係を築く接遇力

利用者の話をとことん聞くための姿勢とは?

利用者の話をとことん聞くための姿勢とは?

ポイントは、1.同じ高さの目線、2.適度な距離、3.正対の3つ。どれか1つが欠けてもいけません。こうした配慮が相手の心を解きほぐし、信頼関係を得る一歩となります。

1.目線の高さを合わせ相手の目を見る
目線の高さにギャップを作らないことが大切。利用者が座っている時は、膝をつく、腰を低くする、座るなどし、利用者が立っている時は、自分が座っていても立ち上がりましょう。

2.適度な距離で身を乗り出し、「話を伺う」姿勢をとる
相手のほうへ少し身を乗り出して、「話をお伺いする姿勢」を見せると、相手は親身になって話を聞いてくれると感じます。

3.相手に正対する
全身を相手に向けることで、相手は配慮されていると感じます。真正面が無理な時でも、できるだけ相手に体を向けるようにしましょう。

本誌では利用者の立場に立った対応例をわかりやすく紹介しています。

監修/山岡仁美
人財育成コンサルタント。株式会社グロウス・カンパニー+代表取締役。コンサルタントのほかにも、
研修講師、講演と多方面で活躍中。著書に『すぐに使える介護のための接遇講座』(中央法規出版)
がある。

イラスト/フジサワミカ
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この記事が掲載されている号

レクリエ 2019 5・6月号

レクリエ 2019 5・6月号

53ページに掲載

おもなレク
  • 5・6月の壁画「尾瀬の水芭蕉」
  • ごぼう先生の大吉体操「反射力」
  • 機能向上のための大人数でも楽しめるレク
  • バリアフリー2019へ行こう!
  • 信頼関係を築くための「接遇力」を身につけよう!
  • 「パーソン・センタード・ケア」に沿った認知症ケア

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