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介助・ケア

見直そう!「医行為ではない行為」

知っておきたい緊急時の対応「転倒・転落」

知っておきたい緊急時の対応「転倒・転落」

高齢者に多く見られる事故は、命の危険にもつながります。日頃から介護の現場で予防するのはもちろん、いざというときの対応も身につけておくと慌てません。なお、介護職だけで判断せず、必ず医療職と連携しましょう。

高齢になると、筋力やバランス力の低下から平坦な場所でも転倒したり、階段を踏み外して転落したりします。また、焦り、不安などの心理状態も転倒につながります。

対処法
●意識、出血、手足のしびれ、嘔吐などの有無を確認。
●意識がない、大量に出血している、頭部を打っている、吐き気や激しい痛みがある時は、すぐに救急車を呼ぶ。

してはいけない
●体を強くたたく、ゆさぶる。
●頭を動かす。
●麻痺している側を下にして寝かせる。
以上は、症状を悪化させることがあります。

監修/関 弘子 看護師として病院勤務を経て、短期大学、専門学校にて老年看護学を担当。千葉県看護協会、国際医療福祉大学看護生涯学習センターにて看護管理者教育に携わる。複数の病院にて人材育成およびマネジメントを経験。現在、株式会社Leap 取締役兼統括部長。医療・介護職向けの研修などを行っている。 イラスト/中村 知史
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この記事が掲載されている号

レクリエ 2018 3・4月号

レクリエ 2018 3・4月号

57ページに掲載

おもなレク
  • 作業療法的トレーニング
  • 揺れる「輪飾りおひなさま」
  • 自立支援のためのレク
  • 作業療法的トレーニング
  • 「医行為ではない行為」の心得
  • たこ焼き器で料理レク

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