福辺流!
介護の基本~車いす介助[2]
■スタンダードな車いすもこんな工夫で格段に変わる!
スタンダード型しか常備していないこともあります。いすに移乗せず、車いすのまま食事をする時などは、せめてフットサポートから足を下ろしてもらいましょう。 足に体重をかけないと、手が伸ばしにくく、咀嚼にも影響が出ます。そこで、足台を用意して、足をのせてもらいます。足台は幅40cm(キャスターの内幅以内)、奥行き50~60cmあれば、足が自由に動かせます。段ボールや風呂用マットなどを重ね、利用者の足の高さに合わせます。
車いす用のミニテーブル、オーバーテーブルも体幹が安定するため、姿勢が安定し、手作業などがしやすくなります。
■スタンダード型車いす 介助の注意点
・座面がしっかり広がっているか確認する
・車いすを動かす時は必ず声かけをする
・乗降時は必ずブレーキをかける
・乗降時はフットサポートの上げ下げに注意
・車いすに座って移動するのは20分程度までに
・立ち上がりなどの邪魔になるので室内ではフットサポートをはずす
リハビリテーション研究所Natural being代表 福辺節子
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この記事が掲載されている号
レクリエ 2013 秋号
66ページに掲載ページに掲載
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