少人数レク
認知症の人のためにレクを少人数で行うメリット
認知症の人の個別のニーズに応える
一般的に、集団で行うレクゲームでは、コミュニケーションをはかったり、連帯感や仲間意識を養ったりするなどのメリットがありますが、利用者の「個別性」や「選択肢」を軽視することになる場合があります。しかし、少人数のレクゲームでは、集団ではできない、きめ細かな対応が可能です。
一人ひとりに向き合え、認知症の人の「わかる・わからない」「できる・できない」「やりたい・やりたくない」などのニーズに応えることが可能になるのです。また、利用者も介護者がつねに見守っていることがわかるため、安心してレクに集中しやすく効果的です。
認知症の人のためにレクを少人数で行う3つのメリット
1.一人ひとりにきめ細かな注意を向けられる
2.個々のペースを守ることができる
3.指示が理解されやすい
監修/尾渡順子
社会福祉法人興寿会教育実践研修センター、認知症介護レクリエーション実践研究センター所長代理。介護現場での実践者として日本各地でレク研修を行っている。
撮影協力/社会福祉法人興寿会 撮影/小澤達也(Studio Mug) イラスト/みやれいこ
社会福祉法人興寿会教育実践研修センター、認知症介護レクリエーション実践研究センター所長代理。介護現場での実践者として日本各地でレク研修を行っている。
撮影協力/社会福祉法人興寿会 撮影/小澤達也(Studio Mug) イラスト/みやれいこ