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自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN(ソワン)」が登場
施設内を自動巡回して利用者を見守り。異常を感知すると……
介護現場では、夜間など人手が少ない時間帯での職員の負担軽減が大きな課題です。この難題の解決に挑むのが、自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN(ソワン)」です。
ソワンは、定められた時間(夜間など)に、定められたルートで障害物を回避しつつ施設内を自動巡回します。巡回中は、利用者の腕に装着した活動量計と連動してバイタルデータを見守り。設定値を超えると、自動でその人の居室まで駆けつけます。
ソワンは、株式会社テムザック(福岡県宗像市)と、株式会社高山商事(愛知県名古屋市)が共同で開発。高山商事の関連会社が運営する有料老人ホームで検証を重ね、昨年11月から受注を開始しています。
本体は2種類のデザインから選べます。
文/田中 元