認知症の人と一緒にできるレクリエーション
認知症の人と一緒にレクを行う時のポイント
簡単だけど盛り上がる!誰もが楽しめるレク
認知症によってできないことが増えると、意欲の低下や、できないことを周囲に知られたくないとの思いから、レクへの参加を拒む利用者は少なくありません。しかし、レクに参加して体を動かしたり、他者とのコミュニケーションを図ったりすることは、認知機能や身体機能を維持するために必要な活動です。また、達成感を得ることで自信や意欲の回復にもつながります。
今号では、「投げるだけ」「蹴るだけ」「じゃんけんをするだけ」など、シンプルなルールと動きで、認知症がある人もない人も一緒に楽しめるゲームをご紹介します。偶然性や失敗しても楽しめる工夫を取り入れているので、認知症の人の自尊心を傷つけることなく、みんなで笑いながら取り組むことができます。
認知症の人と一緒にレクを行う時のポイント
1 わかりやすいルールにする
2 能力差が目立ちにくいルールにする
3 見本を見せる
本誌では、認知症の人と一緒にできるレクリエーションやそのポイントを詳しく紹介しています。
監修/尾渡順子
医療法人中村会 介護老人保健施設あさひな 認知症介護レクリエーション実践研究会。介護現場での実践者として日本各地でレク研修を行っている。
監修/医療法人中村会 介護老人保健施設あさひな リハビリテーション科
イラスト/中村知史
医療法人中村会 介護老人保健施設あさひな 認知症介護レクリエーション実践研究会。介護現場での実践者として日本各地でレク研修を行っている。
監修/医療法人中村会 介護老人保健施設あさひな リハビリテーション科
イラスト/中村知史