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脳を鍛える「認知症予防アクティビティ」

楽しい、レク的トレーニングが脳の衰えを防ぐ![3]

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体と脳を鍛えて認知症予防にもなるウォーキング

ウォーキングといえば、生活習慣病を改善する有酸素運動としておなじみですが、それに加え、認知症の予防効果もあります。

 

脳の機能と体を動かすことは密接につながっていて、ウォーキングなどの有酸素運動を行うと「前頭葉」の血流が良くなって活性化するのです。また、ウォーキングを一日に1回行っている人と、そうでない人を比較すると、やらない人は数倍、認知症にかかりやすいこともわかっています。

 

運動は、毎日でなくてもいいので、定期的に継続して行うことが大事。65歳を対象にした調査で、週3回のペースで、1回に40分をめどに半年間ウォーキングを行ったところ、「前頭葉」に厚みが増したという報告もあります。「前頭葉」は、人間が思考し、計画し、物事をなし遂げていくときに、フル活動をするところです。その役割から「ワーキングメモリー」とも呼ばれています。

 

ワーキングメモリーの力のピークは25歳頃。以後は徐々に衰えていきます。働きが低下すると情報処理がうまくいかなくなり、イライラが募る要因にもなります。高齢になって怒りっぽくなるのは、ワーキングメモリーの衰えを示しているともいえます。利用者で、いらだちが強く見られる方には、有酸素運動を取り入れたアクティビティをおすすめするのもいいでしょう。
脳は、使って刺激を与えれば、それだけ衰えを防ぐことができます。筋肉も同じで、使わなければ萎縮していきます。

 

年齢とともに衰える脳と体を、一緒に鍛えることができれば一石二鳥。運動は継続しなければ意味がなくなってしまうため、利用者が何度も参加したくなるように、楽しく行うことが大切です。

 

~諏訪東京理科大学共通教育センター 篠原菊紀教授(監修)

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