レクリエ レクリエ レクリエ

介助・ケア

接遇を見直しませんか?

接遇見直しポイント【3】正しい敬語を使う

接遇見直しポイント【3】正しい敬語を使う

何がいけなかったのでしょう?
自分では敬語を使っているつもりでも、間違った使い方をして相手を不快にさせたり、事務的な印象を与えてしまったりすることがあります。2つの事例をもとに、敬語の使い方を考えてみましょう。

事例1(上図)
「参る」は、「行く」の謙譲語。この場合の主語は利用者なので、尊敬語を使って「いらっしゃいますか?」と言うのが正しい敬語の使い方です。謙譲語と尊敬語の使い方を誤ると、相手が不快な気持ちになるので、正しく使い分けましょう。

20170831_02

事例2
利用者の様子を家族に伝える時、丁寧語だけだと単なる報告に聞こえます。「召し上がっています」と尊敬語を使うと、職員が利用者を大切にしている気持ちが家族に伝わります。

監修/蜂谷英津子(はちや えつこ) HOTシステム株式会社 代表取締役。介護人材育成コンサルタント。大手デパートや外資系ホテルのVIPゲストの担当を経て、介護事業所で接遇マナーやコミュニケーション研修等の講師を務める。2010年にHOTシステムを設立し、現職に。著書に『介護職のための接遇マナー』(介護労働安定センター)等がある。 イラスト/尾代ゆうこ
関連キーワード

この記事が掲載されている号

レクリエ 2017 9・10月号

レクリエ 2017 9・10月号

56ページに掲載

おもなレク
  • 秋の壁画 コスモスの丘
  • お月見の吊るし飾り
  • 敬老会のカード
  • 排泄のための体操&ゲーム
  • 見直してみませんか?あなたの接遇
  • 認知症ケア~食事介助編

みんなが読んでいる記事

最新号

レクリエ 2024 5・6月号

レクリエ 2024 5・6月号

定価:2,140円(本体1,945円+税10%)

年間購読のご案内

  • レクの悩みを
    解決できる

  • 買い逃しが
    なくなる

  • 送料無料

詳しくはこちら
ページ
トップへ