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介助・ケア

接遇を見直しませんか?

くだけた言葉でTPOをわきまえた例

くだけた言葉でTPOをわきまえた例

介護の現場では、くだけた言葉が必ずしもNGではありません。距離感を縮めることで、一緒に喜んだり、共感したり、安心させたりするメリットもあります。メリット、デメリットの両方を考えて、上手に利用者との距離をコントロールしましょう。

【使うことでメリットがある】レクリエーションの時(上図)
「大変結構な作品ですね」と言うと、とても距離を感じます。利用者は評価を得ただけで、喜べません。「すごい」「素敵」など感嘆詞を使うことで、利用者は心から一緒に喜んでくれたと満足感を得ます。こうした時はくだけた言葉が効果的といえます。

 

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【使うことでデメリットがある】他の利用者がいる時
特定の利用者を「〇〇ちゃん(くん)」と呼んだり、なれなれしい態度で接していたりする介護職に、違和感を抱く利用者がいるかもしれません。また、「あの人だけ特別扱いされている」という気持ちにも。不満、誤解、摩擦を生む原因になりかねません。

監修/蜂谷英津子(はちや えつこ) HOTシステム株式会社 代表取締役。介護人材育成コンサルタント。大手デパートや外資系ホテルのVIPゲストの担当を経て、介護事業所で接遇マナーやコミュニケーション研修等の講師を務める。2010年にHOTシステムを設立し、現職に。著書に『介護職のための接遇マナー』(介護労働安定センター)等がある。 イラスト/尾代ゆうこ
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この記事が掲載されている号

レクリエ 2017 9・10月号

レクリエ 2017 9・10月号

55ページに掲載

おもなレク
  • 秋の壁画 コスモスの丘
  • お月見の吊るし飾り
  • 敬老会のカード
  • 排泄のための体操&ゲーム
  • 見直してみませんか?あなたの接遇
  • 認知症ケア~食事介助編

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