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介助・ケア

介護現場のリスクマネジメント

異食の防止と対応のポイント その2

異食の防止と対応のポイント その2

施設として日ごろから異食対策を講じておく
異食のある利用者がいなくても、施設としては日ごろから対策を講じておくことが大切です。異食しやすいものを危険度に応じてランキング形式で洗い出し、リストアップしてそれぞれ適切に処置しておきましょう。万が一に備え、洗剤などはできるだけ口にしても大丈夫なものを選ぶこと。薬品などの危険物は必ず施錠して管理しましょう。

異食が発見されたら、情報をスタッフ全員で共有し、見守り態勢をとります。異食の頻度はそれほど高くないので、全員が「その利用者に異食がある」と認識することで、防止と早期発見の確率が高まります。

泉 泰子 損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント株式会社医療リスクマネジメント事業部上席コンサルタント。看護業務に従事した後、現職。全国の医療機関や介護福祉施設向けのリスクマネジメント体制構築支援業務を行っている。

この記事が掲載されている号

レクリエ 2016 1・2月号

レクリエ 2016 1・2月号

72ページに掲載

おもなレク
  • 2月の壁画「椿とうさぎ」
  • お正月の餅花飾り
  • 身近な小道具を使った音楽レクリエーション
  • バレンタインデーのお菓子「いちごチョコ」
  • その介護、もしかして虐待?
  • 連絡帳はこう書く!

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