日頃の注意と“組織力”で防ぐインフルエンザ対策
ウイルスを持ち込まない対策
インフルエンザは、せき、くしゃみ、また会話などをする際に唾液などのウイルスが細かい水滴(飛沫:ひまつ)とともに周囲に飛び散ることで感染します。飛沫感染を防ぐ対策をしておきましょう。
せきやくしゃみで感染。マスクは必須
主要な感染経路がせきやくしゃみによる飛沫感染であるため、マスクは感染予防に効果的。流行期には、アクティビティなどの妨げにならない範囲でスタッフも利用者もマスクを装着し、施設に出入りする家族や業者にも装着してもらいましょう。施設の入り口に、使い捨てのマスクを代金入れとともに置くのもよい方法。マスクは鼻の部分にワイヤーが入ったタイプがおすすめです。
こまめな換気と加湿を心がける
閉め切って乾燥した場所ほど、インフルエンザウイルスは広まりやすくなります。こまめな換気と加湿で、そのリスクを低くできます。電気式の加湿器のほか、個室などではマグカップ大の容器にペーパータオルやキッチンペーパーを差し入れて水を注ぎ、自然に蒸発させる、簡易加湿器を置くのも効果的。