認知症ケア
利用者を傷つけない排泄失敗への対処法~ケース3
利用者を傷つけない排泄失敗への対処法~ケース1
利用者を傷つけない排泄失敗への対処法~ケース2
■よくみられるケース「トイレ以外の場所で用を足してしまう」
トイレの場所がわからないのか、我慢ができないのか、トイレ以外の場所で放尿してしまう人がいます。廊下や浴室など別の場所の時もあれば、トイレには行くものの便器でないところに放尿してしまうケースもあります。
トイレの場所がわからない、トイレ自体がわからない、トイレ(便器)の使い方がわからないなどの理由が考えられ、なかなか対応が難しいため、先回りしたケアが必要です。
■対処法
禁止の張り紙をする
よく放尿する場所が決まっているようだったら、その場所に「小便禁止」という張り紙をすると効果が表れることがあります。鳥居や観音様の絵が描かれたものも、「神聖なもの」として同様の効果が期待できます。
使い方の手順を示す
洋式トイレの使い方がわからないと思われる時は、スタッフが一緒に入り一連の動作について手本を見せます。利用者が男性の場合は男性スタッフが行います。また男性用の小便器でうまく排泄できることもあります。
この記事が掲載されている号
レクリエ 2014 7・8月号
72ページに掲載ページに掲載
おもなレク
- みんなで作る7月の壁画 七夕の夜空
- 涼を呼び込む 季節の制作
- 簡単なしかけで本格的に! 七夕マジック
- 競わないのが楽しい! ゲームレク
- 手作りゲームで夏祭り
- 天の川キラキラパフェ