体も、心も元気になる
散歩レクのすすめ[2]
■ケアプランに位置づけてケアの一環として行う
散歩は心身の機能向上に役立つものとして、ケアプランに組み込んでいくことが望ましいといえます。たとえばデイサービスで散歩を行う場合は、「通所介護計画書」に屋外でのサービスの一つとして散歩をすることを記載します。散歩を機能訓練の一環として位置づけると、その訓練を適切に行うことが求められます。
散歩が心身の機能向上に役立つものであることを示し、散歩を積極的に取り入れたいものです。
【グラフ】ウォーキング・プログラムの効果
認知症ではないがやや認知機能が低下した人(MMSEという認知機能検査で26点以下の人)で、ウォーキング・プログラム実施後、「数字ひらがな追跡課題」(数字とひらがなを順に追って線で結んでいくテスト)の反応時間が短くなり、注意・遂行能力が上がったことが検証された。
~高橋龍太郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)副所長
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アクティビティこの記事が掲載されている号
レクリエ 2014 3・4月号
64ページに掲載ページに掲載
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