海馬を鍛えるアクティビティ
記憶力を養うトレーニングの効果
脳の老化のサインともいわれる物忘れ。物忘れをしないようにするには、脳の記憶のルートを刺激することが大事です。レクリエーションで楽しく、記憶力アップができるトレーニングをしましょう。
「エピソード記憶」の衰えを身近なものを使って予防
昨日、何をしたか思い出してみたとき、それをビデオのように再現できる脳の働きを「エピソード記憶」といいます。物忘れをするのは、この「エピソード記憶」が衰え始めるからです。
「エピソード記憶」にかかわっているのは、脳の内側にある「海馬」と、こめかみの上の脳、「前頭葉外側部」です。「海馬」は前頭葉外側部を通して脳に入ってきた情報を一時的にストックし、分類・整理するところ。新しい体験ほど忘れやすくなるのは、この記憶のルートが衰えてきたサインなのです。
ここで紹介するゲームや遊びは、どれも記憶のルートを鍛えます。一人でもできる遊びですが、大勢で行うときは、リーダーが「昨日の夕食のメニューを覚えていますか」と誘導しましょう。〈新聞の文字遊び〉なら、家庭で新聞を読む際にも行え、それを習慣にすることで効果はもっと上がります。
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アクティビティこの記事が掲載されている号
スタート準備号
81ページに掲載ページに掲載
おもなレク
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