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義歯と認知症

義歯を使っていないと認知症の発症リスクが高まる!

義歯を使っていないと認知症の発症リスクが高まる!

大規模研究で科学的に裏付け
永久歯の本数は、親知らずを含めて上下16本ずつの計32本です。多くの場合、年齢を重ねるにつれて自分の歯を失っていき、高齢になる頃には数えるほどしか残っていないこともあります。

義歯を入れればいいのですが、「食べ物の味を感じにくくなる」「経済的に困難」などの理由で義歯を使用していない、あるいは使用しているが義歯が合っていない高齢者も少なくありません。
 
神奈川歯科大学大学院の山本龍生教授は、要介護状態の原因となる認知症や転倒・骨折などのリスクが口腔の健康状態の悪化により高まっている可能性があるという仮説を立てました。そして、高齢者に残された歯の本数や義歯の使用の有無が認知症の発症に関係しているのではと考え、大規模な追跡研究のデータで分析を行いました。
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その結果、義歯を使用していない人は認知症の発症リスクが1.85倍になることや、義歯を使用すれば発症リスクが4割減少する可能性などがわかってきました。

神奈川歯科大学 大学院歯学研究科 口腔科学講座 社会歯科学分野教授
山本龍生
岡山大学歯学部、岡山大学病院を経て現職。社会学的見地を踏まえて歯科医学・歯科医療を追究する社会歯科学が専門。日本口腔衛生学会評議員、日本歯科医療管理学会理事。主な著書に『歯科医療管理―医療の質と安全確保のために』(共著、医歯薬出版)などがある。

イラスト/竹口睦郁
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レクリエ 2016 7・8月号

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52ページに掲載

おもなレク
  • みんなで作る壁画「あさがおの垣根」
  • お花紙の団子で作る「ミニ吹き流し」
  • 体を動かす脳トレレクリエーション
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  • 義歯を正しく使うことが認知症予防に
  • 暮らしの歳時記 2016年7月

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