正しくできていますか? 服薬介助
利用者の安全と、介護者自身の安心につながる 正しい服薬介助
介護職には医療行為(法律用語では「医行為」)が禁じられていますが、一部の服薬介助は認められています。
介護職による服薬介助および見守りによって、多くの利用者の日常生活が維持されているといえます。
多忙な業務のなかで服薬介助を行うことに負担や不安を感じることがあるかもしれませんが、「効率がいいから」といって食前や食後の薬を食事と一緒に飲ませたり、「飲みやすいから」といった理由で錠剤をくだいたりするなど、誤った服薬介助を行うと、本来の薬の効果に影響を及ぼすだけでなく、薬が害になる場合もあります。
薬の基礎知識を得ておくことは、ケアに活かすことができるだけでなく、何より介護者自身の安心にもつながります。正しく安全な服薬介助のために介護職として最低限知っておきたい薬の知識と、服薬介助の仕方をマスターしましょう。
本誌では、服薬介助で確認したいポイントや、薬の種類と注意点など、詳しく紹介しています。
監修/藤澤節子
北里大学薬学部薬学科卒業。1994年より訪問薬剤師として在宅医療に従事。NPO法人DANKAIプロジェクト副理事長、NPO法人在宅医療・緩和ケアカンファレンス理事、一般社団法人東京ケアマネジャー実践塾社員。
文/松崎千佐登
イラスト/中小路ムツヨ
北里大学薬学部薬学科卒業。1994年より訪問薬剤師として在宅医療に従事。NPO法人DANKAIプロジェクト副理事長、NPO法人在宅医療・緩和ケアカンファレンス理事、一般社団法人東京ケアマネジャー実践塾社員。
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