レクリエ レクリエ レクリエ

介助・ケア

根拠のある認知症ケア

「物盗られ妄想」への適切な対応とは?

「物盗られ妄想」への適切な対応とは?

共感し、話を聞くことがケアの要
認知症のBPSDの1つに、「物盗られ妄想」があります。女性に多く見られ、財布や鍵など大事な物を「盗られた」と訴えます。家族や介護職員などの身近な人ほど疑われやすいため、感情的になって関係がぎくしゃくしたり、対応に苦慮して疲弊してしまうことも少なくありません。

しかし、物盗られ妄想は、記憶障害や思考力の低下といった「認知症による脳の障害によって起こるもの」です。正しい認識を持ち、冷静に対応することが大切です。利用者が入所直後などで強く不安を感じている時や、精神疾患によって物盗られ妄想が起きることもあります。

「盗られた」という訴えの奥に隠れた思いを探り、受け止めることが大切です。介護者が共感的に話を聞いて、妄想が軽減されていくケースもあります。

本誌では、「物盗られ妄想」に対する認知症ケアの考え方や、適切な対応事例を紹介しています。

監修/里村佳子
社会福祉法人呉ハレルヤ会 呉ベタニアホーム理事長。広島国際大学臨床教授、広島県認知症介護指導者、広島県精神医療審査会委員、呉市介護認定審査会委員。2017年、訪問看護ステーション「ユアネーム」(東京・荻窪)を開設。著書に『尊厳ある介護』(岩波書店)。

文/森 麻子
イラスト/藤原ヒロコ
関連キーワード

この記事が掲載されている号

レクリエ 2020 9・10月号

レクリエ 2020 9・10月号

54ページに掲載

おもなレク
  • みんなで作る壁面9月「コスモスの散歩道」
  • 季節を楽しむ「今月のカレンダー」
  • 奥行きが楽しめる「お月見の箱飾り」
  • 生活動作を改善する「距離を保って 肩・腕を動かすレクリエーション」
  • ごはんで簡単! 料理レク「月見団子」
  • 上肢・下肢・口腔 筋力トレーニングで機能低下を防ぐ!

みんなが読んでいる記事

最新号

レクリエ 2020 11・12月号

レクリエ 2020 11・12月号

定価1,950円(税込)

レクリエ会員募集中!

  • 型紙・ぬり絵が
    ダウンロードできます
    (バックナンバーのみ)

登録作業はたった1分だけ!

無料会員になる

年間購読のご案内

  • レクの悩みを
    解決できる

  • 買い逃しが
    なくなる

  • 送料無料

詳しくはこちら
ページ
トップへ