認知症ケアのための環境づくり
認知症の人は、配慮がなされていない住環境では、周囲の状況を理解できずに混乱し、症状も進んでいきます。逆に認知症の人のために環境を整備すると、進行が緩和されると言われます。環境づくりの重要性を考えてみましょう。
監修/児玉桂子
日本社会事業大学名誉教授、ケアと環境研究会代表、工学博士。「認知症高齢者に配慮した施設環境づくり支援プログラム」を開発し、「認知症高齢者への住まいの工夫」の研究と実践で成果を上げている。
取材協力/社会福祉法人練馬区社会福祉事業団富士見台特別養護老人ホーム・富士見台デイサービスセンター