機能向上のためのレク
競うから意欲がわくレクを行う3つのポイント
本誌でご紹介するのは、「はやさを競う」「正確さを競う」「得点を競う」の3つの競い方を取り入れたレクです。「できないことで迷惑をかけてしまう」「負けて恥をかきたくない」と思っている利用者でも楽しく競うことがきる工夫もお伝えします。以下で紹介する3つのポイントを取り入れながら、楽しく機能向上につなげましょう。
1 チームで競う
個人ではなくチームで競うことで、能力差が目立たず、仲間とフォローし合うことができるため、気後れしにくいメリットがあります。
2 シンプルなルール
タオルを素早く取るなど、ひと目で結果がわかるシンプルなルールがおすすめです。勝ち負けが目に見えてわかり、より集中しやすくなります。
3 チーム分けに配慮
誰もが楽しんで参加できるように、身体機能や認知機能の程度、利用者の性格や相性なども考えて介護者が事前にチーム分けしておくとよいでしょう。
本誌では、グループで楽しく行えて機能向上につながる4つのゲームレクを紹介しています。「はやさを競う」「正確さを競う」など、競い合うことが楽しいゲームレクです。
監修/尾渡順⼦
医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな 認知症介護レクリエーション実践研究会。介護現場での実践者として⽇本各地でレク研修を⾏っている。
監修/医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな リハビリテーション科
イラスト/若泉さな絵
医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな 認知症介護レクリエーション実践研究会。介護現場での実践者として⽇本各地でレク研修を⾏っている。
監修/医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな リハビリテーション科
イラスト/若泉さな絵