介護ロボットの普及をめざした新たな取り組み
神奈川県が「ロボット体験キャラバン」を実施中!
介護従事者の負担軽減などに向け、介護ロボットの開発・導入があと押しされるなか、神奈川県では県内の介護施設等を対象にした「ロボット体験キャラバン」と「生活支援ロボットのモニター制度」の2つの取り組みを行っています。
「 ロボット体験キャラバン」は、介護・障害者施設や医療機関などへ県の委託業者が訪問し、現場でさまざまな生活支援ロボットを体験のうえ、その有効性を実感してもらうというものです。体験できるロボットは、介護施設向けの見守りシステムや腰痛予防のアシストスーツ、服薬支援ロボットなど15種類で、そのなかから事前に選択した6~8種類を業者が持参します。
本事業は、2019年3月中旬まで実施されます。体験を希望する施設(地域のコミュニティ活動や福祉イベントも可)は、今年8月以降の第2期募集(予定)に、神奈川県の電子申請フォームかFAXで応募します。
一方、「生活支援ロボットのモニター制度」は、すでに生活支援ロボットの購入やリースを考えている施設等が、簡単なアンケートに協力すれば、一定期間ロボットを試せるというもの。十分なお試し期間を経ることで安心してロボットを活用してもらう狙いで、2019年1月18日まで継続的に募集しています。
文/田中 元