リハビリ時代のデイサービス
スポーツジムのような明るい空間【4】
濡れない足湯でリラックス
なかでも好評なのが、ユニークな「濡れない足湯」です。木製ボックスの底に岩盤石を敷き、その上に遠赤外線効果のあるセラミックボールを敷き詰め、下からヒーターで温める仕組み。靴下を履いたまま、手軽に足湯効果が楽しめ、衛生的でメンテナンスも楽だそうです。
森本さんは、今後の抱負を次のように語ります。
「現在の定員は1階が24名、2階が15名ですが、今後は2階の定員をもう少し増やすと同時に、まだスペースが空いている3階で、もっと違った特色のあるデイサービスを始めたいと考えています。最近、予防的な観点から、まだ介護給付の対象でない方向けに、送迎付きで1時間半のプログラムを提供するところが少しずつ出てきていますが、それを3階でやりたい。2階よりさらにフィットネスに近い形です」
最終的には1〜3階合わせて、午前・午後各60名、1日計120名の受け入れが目標とのこと。毎日元気な利用者がわいわい100人以上もやってくるデイサービス。そんな魅力的な場所が、全国の街角にも増えてほしいものです。
リハビリデイサロン「海」MIHARU(神奈川県・横須賀市)
文/大山直美 写真/中村年孝