リハビリ時代のデイサービス
スポーツジムのような明るい空間【3】
充実のリハビリマシンも魅力
室内には、窓ぎわに置かれた2台のウォーターベッド型マッサージ器をはじめ、テレビ画面と連動して世界の街をサイクリングする気分が味わえる自転車型マシン、滑車を使って上肢のトレーニングを行う「マルチホームトレーナー」、温熱療法によって痛みを軽減する「ホットパック」など、最新機器があちこちに置かれており、これらが自由に使えるのも利用者の楽しみの一つ。特に、リラクゼーション設備が充実しているのが特徴的です。
こうしたマシンを使ったリハビリは、集団で行うプログラムの合間に取り組む、いわば自主トレですが、整形外科でもなかなか使えるチャンスがない最新機器が多いだけに、どの利用者も積極的にチャレンジしていて、うれしそうです。
「楽しんで元気になっていただくためには、新しいものはどんどん採り入れたほうがいいというのが、『海』の方針なので、それも利用者さんが飽きずに通える一因ではないかと思います。ケアマネジャーさんたちにも『海さんにはよそにはない機械があっていいよね』と評判がいいですね」と田口さん。
リハビリデイサロン「海」MIHARU(神奈川県・横須賀市)
文/大山直美 写真/中村年孝