体を動かす脳トレレク
誰もが楽しく参加できる脳トレとは
脳トレをテーマにしたレクの場合、「できなかったら恥ずかしい」「迷惑をかけたくない」などの理由から、苦手意識を持っている人も多く見られます。
しかし、利用者の負担を減らすポイントを押さえれば、苦手意識を持たずにレクを行うことも可能です。パズルや計算、暗記だけが脳トレではありません。レクを通して、チームメートと会話したり笑い合ったりすることが、脳の活性化につながっていきます。
今回は、脳を活性化させるさまざまな内容のレクに、体を動かしたり、チームで考えたり、偶然性を利用したりなどの、利用者の負担を減らすための工夫を取り入れています。「できる」「できない」にこだわらず、会話し、笑い合えればOKという気持ちで、楽しく取り組んでみてください。
脳トレを楽しく行う5つのポイント
1.体を動かす
2.チームで考える
3.偶然性を取り入れる
4.会話する
5.笑う
監修/尾渡順子
社会福祉法人 興寿会 教育実践研修センター、認知症介護レクリエーション実践研究センター所長代理。介護現場での実践者として日本各地でレク研修を行っている。
監修/柳沼まゆみ
社会福祉法人 三春町社会福祉協議会 介護福祉士 健康運動実践指導者。
撮影協力/社会福祉法人 興寿会 撮影/柏原真己 イラスト/福井典子