レクリエ レクリエ レクリエ

介助・ケア

健康運動指導士に聞きました

寝たきりの人にも認知症予防の筋トレは効果あり?

寝たきりの人にも認知症予防の筋トレは効果あり?

背中に文字を書く
寝たきりの人や、体に麻痺などがあり筋トレができない人には、「背中に文字を書く」だけでも脳の活性化に役立ちます。

背中に文字を書かれるときは、読み取ろうと無意識のうちに背中に神経が集中するものです。このように背中に全神経を注意・集中させることで、脳と筋肉を結ぶ感覚神経がつながり、脳へ刺激が伝わります。

ポイント
●文字を書くときは、服の上からでもかまいませんが、できれば文字圧に支障のない薄手の服の上からがベストです。
●文字は大きく、ゆっくりと書いてください。

背中に書いた文字が、たとえ不正解でもほめましょう。やる気が起こり、意識がさらに集中するため、脳に刺激が伝わりやすくなります。

監修/本山輝幸(もとやまてるゆき) 総合能力研究所所長。公益財団法人健康・体力づくり事業財団所管健康運動指導士。感覚神経に着目した認知症の予防・改善法を指導。現在、筑波大学附属病院ほか医療施設で、運動指導にあたっている。
関連キーワード

この記事が掲載されている号

レクリエ 2016 5・6月号

レクリエ 2016 5・6月号

53ページに掲載

おもなレク
  • みんなで作る「大空を泳ぐこいのぼり」
  • 新聞紙で作る「武将かぶと」
  • コミュニケーションにつながる口腔機能向上レク
  • お風呂に入るための体操
  • 認知症予防のための筋力トレーニング
  • 目からウロコ!介護の現場Q&A

みんなが読んでいる記事

最新号

レクリエ 2024 5・6月号

レクリエ 2024 5・6月号

定価:2,140円(本体1,945円+税10%)

年間購読のご案内

  • レクの悩みを
    解決できる

  • 買い逃しが
    なくなる

  • 送料無料

詳しくはこちら
ページ
トップへ