身体介助を見直そう!
安心・安全に入れる入浴介助を見直そう!
入浴介助は安全が最優先焦らず時間をかけて行おう
入浴は体を清潔にするだけでなく、癒しの効果もあります。利用者を安心させリラックスしてもらうためには、安全が第一。杖など歩行補助具が使えず、水や石鹸で滑りやすくて危険が多い場所ですが、滑り止めマットや浴槽台など福祉用具をうまく使って安全性を確保しましょう。
コミュニケーションを取りながら落ち着いて介助する工夫も大切です。寒い季節には予め浴室や脱衣所を暖めておくと、利用者に快適な介助を焦らずに行えます。
いまの介助が本当に安全で快適かという視点で、入浴介助を見直してみましょう。
見直しポイント
体のどこにどのように手を添える?
介助するとき、利用者の体の、皮膚の上から骨の形がはっきりとわかる部分(上の図の囲み部分)に手を添えると安定します。添えるときは手のひらで骨を包み込む感じで触れます。
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