介護ステップアップ講座
「キャリアパス」による介護の質の高め方~その2
「認定介護福祉士」について
高い介護実践能力を持ち、チームリーダーに対する指導、サービスのマネジメントを行い、チームの介護の質を向上させる役割を担っています。他職種と介護チームの連携においても中心となって促進していきます。
介護職員初任者研修(130 時間) ⇒ 実務者研修(450 時間) ⇒ 介護福祉士[ファーストステップ研修]
認定介護福祉士
【実務経験】
・経験年数7~8年以上
・介護チームのリーダーとしての実務経験を有する
・居宅/居住(施設)系サービス両方での生活支援の経験を持つ
【求められるスキル】
■十分な介護実践力
・利用者の状況・障害特性に応じた最善のケアを見立てられる
・生活機能の改善や心理的ケア、終末期ケアを実践できる
・利用者の家族に適切な説明をし、介護への不安を軽減することができる
■マネジメント能力
・利用者やその家族のニーズを介護計画に実践できる
・介護チームのリーダーに対してスーパービジョンやリスクマネジメントを行える
・記録様式などサービス管理に必要なツールを改善・開発できる
■他職種との連携力
・医師や看護師などの他職種と連携・協働して介護計画を立てられる
・医療の必要性と介護の役割の限界を判断できる
・退院支援、回復期リハビリテーションについて、生活支援の視点から役割を担うことができる
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