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認知症ケア

入浴時の認知症ケアの困り事~ケース3

入浴時の認知症ケアの困り事~ケース3

入浴時の認知症ケアの困り事~ケース1
入浴時の認知症ケアの困り事~ケース2

【洗髪をいやがる】
入浴は行うのに洗髪は拒否するという利用者は少なくありません。洗髪が入浴を妨げる原因になることもあります。場合によっては、シャンプーが目に染みる、耳にお湯が入る、あるいは目を閉じていることに恐怖感があるなど、洗髪に伴う不快感・不安が暴力につながることも。

■この言動の背景にあるもの
認知症の症状だけでなく、加齢による聴力障害や視力低下から、洗髪することが理解できない場合も。通常、洗い場で洗髪するため、寒さからくる不快感でおっくうがることもあります。

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■解決法
[1]常に声をかけ不安を軽減する

利用者が目を閉じていたとしても、今何が行われているのか、次に何を行うかがわかるよう、常に声かけをします。目にお湯が入ることを怖がる人にはシャワーキャップを使用してもよいでしょう。

[2]なるべく短時間で洗髪を行う
リンスインシャンプーの使用、シャンプーの減量が効果的です。

[3]流す時はまず首元から
泡を流す時は、首元から湯をかけ、徐々に頭頂へとお湯をかけます。

この記事が掲載されている号

レクリエ 2014 5・6月号

レクリエ 2014 5・6月号

75ページに掲載ページに掲載

おもなレク
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