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要介護度が違う利用者のレク、どうすればいい?

要介護度が違う利用者のレク、どうすればいい?

レクリエーションは心身の活動をするものですから、重度の障害があったり認知症が進行していたりすると、その活動自体への参加が困難であることは否めません。

しかし、要介護度や日常生活自立度の度合いにより、実際の参加が困難な利用者がいたとしても、その活動の雰囲気を感じたり、音を聴いたり、職員や他の利用者の姿を見たりすることはできます。その時、その利用者の表情は変わっていないでしょうか。あるいは数日後・数週間後の生活のなかで、表情や言動の変化は見られないでしょうか。

観察すれば、そうした利用者は必ずいるはずです。そこにポジティブ(よい方向)な変化があれば、レクリエーションの目的は達成したといえます。

参加したかどうかが問題ではなく、何らかの効果を及ぼしていれば、そこに意義があるのです。

執筆・監修/高野龍昭 東洋大学ライフデザイン学部准教授。社会福祉士、介護支援専門員。在宅介護支援センターのソーシャルワーカーや、居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして活躍後、現職。『これならわかる〈スッキリ図解〉介護保険 第2 版(2015 年版)』(翔泳社)ほか著書多数。 イラスト/かまたいくよ
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この記事が掲載されている号

レクリエ 2017 3・4月号

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56ページに掲載

おもなレク
  • みんなで作る春の壁画「霞の山桜」
  • 3・4月の制作「カード風おひなさま」
  • 毎月作ろう!季節のカレンダー
  • 「転倒防止」のためのレク
  • 介護保険制度改正でどうなる?
  • 簡単準備でできる脳トレ

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