コミュニケーションのコツ
レクリエーションに誘っても参加しません
利用者の言動
「そんなことはやりたくない」と言って何もしない
↓
見方を変えると
このレクはやりたくないが、好きなことであれば参加するかも?
対応のポイント
利用者の断りをそのまま受け取ると、利用者の本当のニーズが見えてきません。「今日」はやりたくないのか、あるいは「ほかにやりたいこと」があるのか、利用者の本当の気持ちを探る絶好の機会です。
「YES」を引き出す言葉かけ
★「ほかにやりたいことがありますか?」
★「運動よりも何か作るほうがお好きですか?」
★「○○をやってみませんか?」
監修/吉田輝美
博士(社会福祉学)。昭和女子大学人間社会学部福祉社会学科准教授。大学卒業後、老人ホームに介護職員や生活相談員として勤務する。介護従事者のストレスマネジメントやコミュニケーショントレーニングを研究し展開している。著書に『現場で使えるコミュニケーションのコツ』(技術評論社)など多数。
イラスト/さいとうかこみ