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介助・ケア

“理由を探る”レッスン

夕方が近づくと帰りたくなる認知症利用者の気持ち

夕方が近づくと帰りたくなる認知症利用者の気持ち

暗くなることへの本能的な不安から、夕方が近づくと帰宅したいと感じる認知症の利用者は少なくありません。外が暗くなり始める前にカーテンを閉め、室内を照明で明るくするなど工夫してみましょう。

また、午後に疲労感が強くなることが理由であれば、休息の時間を長めにする必要があるかもしれません。食事の準備のために帰りたいという場合は、施設内の家事を手伝ってもらうことで気持ちが満たされることもあります。

裵鎬洙(ペ・ホス) 介護福祉士、介護支援相談員、主任介護支援専門員。認知症ケアの観点を増やし、コミュニケーションセンスを磨く研修を提供している。研修オフィス・アプロクリエイト代表、医療法人社団菫会名谷病院在宅支援事業部主任相談員、コミュニケーショントレーニングネットワーク講師を務める。著書に『“理由を探る”認知症ケア―関わり方が180度変わる本』(メディカル・パブリケーションズ、2014年)がある。 イラスト/尾代ゆうこ
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この記事が掲載されている号

レクリエ 2016 7・8月号

レクリエ 2016 7・8月号

61ページに掲載

おもなレク
  • みんなで作る壁画「あさがおの垣根」
  • お花紙の団子で作る「ミニ吹き流し」
  • 体を動かす脳トレレクリエーション
  • 衣服を着るための体操
  • 義歯を正しく使うことが認知症予防に
  • 暮らしの歳時記 2016年7月

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