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健康運動指導士に聞きました

筋トレが認知症予防にいい理由~その2

筋トレが認知症予防にいい理由~その2

筋肉に意識を集中しながらトレーニングを行う
認知機能向上のために筋トレを行う際に大切なのは、鍛える筋肉に意識を集中させることです。

筋肉は筋線維(細い線維)が束になったものですが、通常、私たちが無意識に筋肉を使う場合、一部の筋線維にしか電気刺激が伝わらないため、感覚神経の働きもわずかになります。

しかし、鍛える筋肉に意識を集中すると、大脳の運動野からたくさんの電気信号が送られるため、多くの筋線維が稼働します。結果、より強い筋刺激が生じることになります。このようにして生じた筋刺激を脳がキャッチすることを繰り返していけば、筋肉から脳に情報を戻す感覚神経がつながりやすくなってきます。

監修/本山輝幸(もとやまてるゆき) 総合能力研究所所長。公益財団法人健康・体力づくり事業財団所管健康運動指導士。感覚神経に着目した認知症の予防・改善法を指導。現在、筑波大学附属病院ほか医療施設で、運動指導にあたっている。 イラスト/さいとうかこみ
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この記事が掲載されている号

レクリエ 2016 5・6月号

レクリエ 2016 5・6月号

52ページに掲載

おもなレク
  • みんなで作る「大空を泳ぐこいのぼり」
  • 新聞紙で作る「武将かぶと」
  • コミュニケーションにつながる口腔機能向上レク
  • お風呂に入るための体操
  • 認知症予防のための筋力トレーニング
  • 目からウロコ!介護の現場Q&A

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