連絡帳 こんな工夫でらくらく書ける!
利用者の様子が伝わる連絡帳の文例集【2】~食事編
食事場面
●「おいしいです」と話しながら、隣の方と楽しそうに昼食を召し上がっておられました。
●今日は右手の動きがスムーズで、スプーンで上手に召し上がっておられました。
●15時のおやつに手づくりのプリンをお出ししました。おいしそうに全部召し上がっておられました。
【好ましくない例】
今日は昼食を半分残されました。
【解説】
「残した」という視点より、「半分召し上がりました」とし、なぜ半分だったのか原因を究明してそれを書きます。例えば、「満腹だったため」「食欲不振のため」「好みの食事内容ではなかったため」など。
監修/梅沢佳裕
一般社団法人 福祉と介護研究所 代表理事。社会福祉士、介護支援専門員、福祉住環境コーディネーター。介護専門学校の助教員を経て、特別養護老人ホーム、在宅介護支援センター相談員を歴任し、デイサービスやグループホームの立ち上げをプロデュースする。介護士、相談員、ケアマネ向けスキルアップ研修など、多数の講演活動を行っている。
イラスト/根津あやぼ