根拠のある認知症ケア
コロナ禍の認知症の人との接し方
コロナ禍で認知症の症状が悪化!?
今まで行われてきた介護者と利用者とのコミュニケーションは、タッチングや正面から目を合わせての声かけなど、とても“密”なスタイルでした。しかし、新型コロナウイルスが感染拡大するなかでは、介護現場でも感染対策を講じながらコロナと向き合う、新しい介護スタイルへの変容を余儀なくされました。「マスク越しのコミュニケーション」「必要最小限の会話」「ソーシャルディスタンスの徹底」など、感染予防のためにはいずれも不可欠な対応です。
しかし一方で、このような介護スタイルの変化による影響が、認知症の利用者にさまざまな形で現れるようになってきました。
本誌では、感染に注意しながら介護者がとるべき適切な対応例をQ&A形式で詳しく紹介しています。
監修/里村佳子
社会福祉法人呉ハレルヤ会 呉ベタニアホーム理事長。広島国際大学臨床教授、広島県認知症介護指導者、広島県精神医療審査会委員、呉市介護認定審査会委員。2017年、訪問看護ステーション「ユアネーム」(東京・荻窪)を開設。著書に『尊厳ある介護』(岩波書店)。
文/森 麻子
イラスト/藤原ヒロコ
社会福祉法人呉ハレルヤ会 呉ベタニアホーム理事長。広島国際大学臨床教授、広島県認知症介護指導者、広島県精神医療審査会委員、呉市介護認定審査会委員。2017年、訪問看護ステーション「ユアネーム」(東京・荻窪)を開設。著書に『尊厳ある介護』(岩波書店)。
文/森 麻子
イラスト/藤原ヒロコ