レクリエ レクリエ レクリエ

デイ探訪

現場レポート

【介護食の見直し】食事環境をゼロから見直し、個別対応を実現【2】

【介護食の見直し】食事環境をゼロから見直し、個別対応を実現【2】

料理と食材別に切り方や大きさ、堅さなどおおよその規格を決めているため、多様ながらもシステマチックに対応でき、調理側が迷うことはありません。

また、卵豆腐や茶碗蒸し、豆腐料理など、食事形態が安定する料理を積極的に取り入れたり、極きざみ食の汁物は「具なしのとろみ付き」に統一したり、作業時間が限られる調理スタッフの負担を軽減する配慮も行っています。これが配膳ミスを減らすことにもつながっているといいます。

「2007年の開所当初は、『常食』『大きざみ食』『小きざみ食』『ミキサー食』の4種類で提供していました。そうすると、大部分の人がミキサー食になってしまって……。

そこで『極きざみ食』を取り入れてみたら、多くの入居者が食感のある食事を口にして、笑顔をみせてくれたんです。拒食気味で食事介助が必要だった人が、自力で食べるようになったケースもありました」と尾崎さん。味、香り、食感が人にいかに満足感を与えるかということを再確認したそうです。

201412_kiji58_m
「ごちそうさま」―ほぼ完食。食事形態が合っていれば、喫食率も高くなります。同施設には半量にした「ハーフ食」もあります。食事が進まない人のために、ご飯は利用者が大好きなおにぎりにして提供。
現在は「小きざみ食」のパサつき、見た目、口腔内でのバラつきなどが課題。尾崎さんは毎日、荒井施設長は週3回試食をして、感想や問題点を施設と給食会社のスタッフとで行う給食会議でフィードバックしています。食を大切にする同施設の熱意を感じることができます。

■関連記事
【介護食の見直し】食事環境をゼロから見直し、個別対応を実現【1】

関連キーワード

この記事が掲載されている号

レクリエ 2015 1・2月号

レクリエ 2015 1・2月号

60-61ページに掲載ページに掲載

おもなレク
  • 1月の壁画【新春の富士山】
  • 正月の扇飾り/正月の箸袋
  • 紅白茶巾しぼり/恵方巻き
  • 節分を楽しむゲームレク
  • 1人でもできるゲームレク
  • 音楽療法的レク講座

みんなが読んでいる記事

最新号

レクリエ 2024 3・4月号

レクリエ 2024 3・4月号

定価:2,140円(本体1,945円+税10%)

年間購読のご案内

  • レクの悩みを
    解決できる

  • 買い逃しが
    なくなる

  • 送料無料

詳しくはこちら
ページ
トップへ