認知症ケア~トイレ介助編
排泄は、健康状態を保つために不可欠な生理現象です。しかし介護の現場ではトラブルが発生しがちで、気を使うことが多い介助でもあります。認知症症状や不安だけでなく、羞恥心など繊細な感情もあるため、介護者は利用者の気持ちに寄り添うことが大切になります。
監修/伊東美緒
東京都健康長寿医療センター研究所研究員、看護師、保健師。介護施設や在宅での認知症ケアを研究。著書に『認知症の方の想いを探る~認知症症状を関係性から読み解く~』など。
文/高野千春 イラスト/田上千晶