機能向上のためのレク
競わなくても満⾜するレクのポイント
コミュニケーションを重視して競わなくても楽しく!
ゲームレクは、競い合うことで盛り上がる部分もありますが、一方で、「勝てないから楽しくない」といった声も聞かれます。身体や認知機能の状態が異なる利用者が参加するレクでは、同じ人ばかりが勝ってしまう、という状況も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、勝ち負けにこだわらず楽しめるレクを考えました。「思い出を語る」「自分を表現する」「偶然を楽しむ」という3つの要素を取り入れることで、利用者と介護者、あるいは利用者同士がコミュニケーションを図りながら、競わなくても満足できる内容にしています。また、思い出を振り返ることが脳トレに、ボールやお手玉を投げることが自然と体を動かすことになり、それが機能向上につながります。
以下で紹介する3つのポイントを守りながら、楽しく機能向上につなげましょう。
効果的にレクを行う3つのポイント
1 話しやすい話題にする
2 具体的な質問をする
3 まわりの人にも話を聞く
本誌では、効果的にレクを⾏う3つのポイントについて説明しています。
監修/尾渡順⼦
医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな 認知症介護レクリエーション実践研究会。介護現場での実践者として⽇本各地でレク研修を⾏っている。
監修/医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな リハビリテーション科
撮影協⼒/医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな
イラスト/オカムラナオミ (資)イラストメーカーズ 撮影/磯﨑威志(Focus & Graph Studio)
医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな 認知症介護レクリエーション実践研究会。介護現場での実践者として⽇本各地でレク研修を⾏っている。
監修/医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな リハビリテーション科
撮影協⼒/医療法⼈中村会 介護⽼⼈保健施設あさひな
イラスト/オカムラナオミ (資)イラストメーカーズ 撮影/磯﨑威志(Focus & Graph Studio)