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親の自分史「親の雑誌」作成サービス誕生
家族のコミュニケーションツールとしても注目
長い人生の歩みを「自分史」にまとめたいというニーズはあるものの、費用が高額であったり、自分で原稿作成するなどの手間の煩わしさからなかなか実現に踏み出しにくいものです。こうした思いに応え、雑誌スタイルで気軽にリーズナブルに自分史を作成できるサービスが誕生しました。その名も「親の雑誌」です。
全16ページフルカラーの雑誌スタイルで、部数は5冊(追加注文も可能)。初回訪問時に撮影した本人写真を表紙にすえ、本人宅への訪問と電話によるインタビューや本人提供による昔の写真などによって記事を構成するというスタイルで、本人が制作に携わる手間はほとんどかかりません。しかもトータルの制作費は、わずか5万円と抑えられています。
サービスを運営する株式会社こころみは、会話型見守りサービス「つながりプラス」を手がけています。これは、離れて暮らす子供などからの依頼を受けて、専門のオペレーターが依頼者の親もとへ定期的に電話をし、その会話内容を依頼者へレポートするというサービスです。親子だからこそ「心配させたくない」と面と向かって言えないようなことがあります。第三者のオペレーターが話を聞くことで、そうした気遣いを取り払って、親子のコミュニケーションを深めていくというのが同サービスのねらいです。
そのノウハウを活かし、雑誌という形で親子の新たなコミュニケーションツールへと進化させたのが、「親の雑誌」です。古希や喜寿などの子から親へのお祝いとしても注目したいサービスです。
問い合わせ:株式会社こころみ 「親の雑誌」
http://tsunagariplus.cocolomi.net/oyanozasshi/