多様化して選べるようになった
見守り型介護ロボット
写真は「見守りかぼちゃん」。
認知症などの要介護者を見守るロボットは、現在、さまざまな企業で開発され、多様化しています。施設で使われるロボットは、複数の施設利用者を同時に見守ることができたり、複数の職員が情報を同時に共有することができます。離れた場所にいても、利用者からのSOS(ナースコールなど)だけに頼らない介護が可能になるのです。
また、在宅介護で使われるロボットは、要介護者に異常があれば見守る側の携帯電話などに連絡。メールや画像で確認できるため、事故が起きる前に駆け付けることも可能になると、期待されています。
在宅介護を支援するケアロボの特徴
福祉関連機器メーカー「テクノスジャパン」が開発、製品化。居室内のセンサーが働くと、介護者の携帯電話などにメール送信。薬の飲み忘れや、室温の異常なども、報知器からの無線やセンサーで知らせてくれる。
介護施設や自宅での利用を想定「見守りかぼちゃん」
「ピップ(株)」ですでに製品化されているコミュニケーションパートナーロボット「うなずきかぼちゃん」に、見守り機能を付けたロボット(現在開発中。早ければ来年中に商品化。
日中は要介護者と「話す」「うなずく」などして、コミュニケーションを取りつつ、生活のリズムを整える。また、居室内に設置した各種センサー機器等をネットワークで組み合わせ、要介護者を見守る。
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レクリエ 2014 7・8月号
79ページに掲載ページに掲載
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