レクリエカフェ
【おたより】夜中に不思議な体験をした話
今回は読者のみなさまから寄せられた「利用者さんと接するなかで、ちょっとくすっとした話」をご紹介します。
夜中に不思議な体験をさせてくれました
認知症の入居者様が夜中に、1階の自販機の奥に売店があるから行きたいとおっしゃいました。でも、そんな売店などありません。しかし満面の笑顔で言い続けられるため、一緒に行くことにしました。
そして自販機の奥を確認していただくと「アレ? コンナトコロニ、コンナモノアッタラ、トビラガ、アカンガネ」と商品のボタンを押され、とても不思議そうでした。そして考えられたあと「時々開くんだよ、この扉。あんたとは一緒に行きたいで、また開いたら教えたるな!」と再度満面の笑顔でおっしゃいました。なんとも心が温まりました。(アニーホース 職歴13年・35歳)