レクリエカフェ
書道の紙を工夫することで新しい作品を生む「書アート」
マザアスデイサービスセンター(千葉県流山市)
こちらのデイサービスで行っているのは、台紙を工夫した書道のアート活動「書アート」。専門講師の指導のもと、赤い和紙や団扇(うちわ)など普段書道では使わない素材に、季節を感じられるような文字やイラストを書いてアート作品にしています。
紙や書く題材を変えるだけで、書道とはひと味違う新しい作品が生まれ、利用者は新たな世界に思わず引き込まれてしまいます。季節に合った台紙や題材に変えることで、今の季節を意識しながら作品作りを楽しめます。
赤い和紙に相撲の行司のかけ声を書いて展示。利用者からは「軽い脳梗塞で、手が思うように動かず、字は書けないと思っていた。でも書アートをやり続けることで、書けるようになった」との声も。リハビリとしても期待できます。毎回その日のうちに作品を完成させて、自宅に持ち帰れるので家族とのコミュケーションのきっかけにもなり、利用者の意欲向上にもつながっています。