スタッフは全員正装で、「敬老祝賀の集い」のおもてなし
【レジデンシャル常盤台(神奈川県)】
こちらでは、「敬老祝賀の集い」のプログラムを二部にわけて行っています。第一部は会食、第二部は演芸の部と分け、両部とも職員は正装。演芸の部は「歌で綴つづる思い出の昭和」と題し、職員が往年の有名歌手に扮し歌を披露。衣装も手作りや貸衣装を利用し、当時とほぼ同じものに。
「上手に歌う必要はありません。心をこめて真剣に演じることが大切です」と高橋好美施設長。これには職員の積極性を引き出す効果もあり、施設の活性化にもつながるのです。
第一部は、会食。利用者の状態に合わせて刻み食や柔らかくしたものも供されますが、お寿司やオードブルなども。普段固形の食事をとることが難しかった方も、自らお寿司を希望し、職員のつきそいで食べることができました。
第二部は「歌で綴る思い出の昭和」。衣装は、借りてきたり、手作りだったりしますが、当時のものとほぼ同じ仕様です。当時を思い出し、懐かしがる利用者も。振りつけも、自分たちで調べて練習するため、職員の自発性、積極性を引き出します。