うまくいかないのはなぜ? 箸や食器を持とうとしない認知症利用者への対応【後編】

2018年05月24日

#

食事動作につなげる上手なサポートのヒント
できないことを何かのせいにする
例えば、箸を持てない利用者には、「すみません。いつもはこちらのお箸を使っていましたね」と声をかけ、別の箸を渡します。「箸が違っているから持てない」と何かのせいにすることで自尊心を保てるようにしましょう。


20160524_02


食べやすい工夫でできることを増やす
食器を扱いにくそうにしていたら、ご飯をおにぎりにする、飲み物にあらかじめストローを差しておく、バナナの皮を少しむいておくなどの工夫を。食べやすくすることで、失行・失認によりできないことをサポートします。


20160524_03


スタート動作から再度サポートする
途中で箸を置いてお茶を飲むなど、食べる動作が中断すると、また箸や食器の持ち方がわからなくなってしまうことがあります。その場合、箸や茶碗を手渡して最初の動作から補助するなど、続きの動作に移れるようにします。


20160524_04


体に軽く触れることで動作を促す
食事の途中で、次にどうしたらいいのか戸惑っている様子が見られたら、驚かせないように注意しながら、手や腕に軽く触れてみましょう。続きの動作が促され、食事を継続できることが多いようです。

監修/伊東美緒
東京都健康長寿医療センター研究所研究員、看護師、保健師。介護施設や在宅での認知症ケアを研究。著書に『認知症の方の想いを探る~認知症症状を関係性から読み解く~』など。

文/高野千春 イラスト/田上千晶
このページを印刷する このページのURLをメールで送る

この記事が掲載されている号

#

レクリエ 2018 5・6月号60,61ページに掲載

おもなレク
レク1 5・6月の壁画 折り染めのあじさい
レク2 端午の節句の壁飾り
レク3 ごぼう先生の大吉体操「バランス」
レク4 「役割」を感じられるレクのコツ
レク5 バリアフリー2018へ行こう!
レク6 こんな時どうしたら?身体介助Q&A
内容を詳しく見る amazon.co.jpで買う 楽天ブックスで買う

お知らせ

お知らせの一覧を見る

今日は何の日?

6月22日

DHAの日
DHAとはドコサヘキサエン酸の略で、体に必要な不飽和(ふほうわ)脂肪(しぼう)酸(さん)です。DHAが6つの型と22個の炭素原子の結びつきを持つことから、6月22日が「DHAの日」になりました。
今月の暦を見る

記事を探す

レクを探す
話のネタを探す
読み物を探す
レク素材を探す
レクリエ本誌
レクリエ公認ブログ
LINE@
ネットで買える特選レクリエ ペタボー マグネット吹き矢 ミラクルグリップ
レクリエブックス
レクリエチャンネル