ヒヤリ・ハット&事故報告書 報告を正しく伝えるための3つのコツ

2018年01月03日

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報告書を書く際には、いくつかの押さえておきたいポイントがあります。適切に伝わる報告を効率よく書くことを目指して、これらのポイントを頭に入れ、実践していきましょう。


【1】短い文章で書く(上図)
「いつ」「誰が」「どこで」「何を」「なぜ」「どうした」のうち、わかる部分だけでもいいので簡潔に記載します。内容を絞って短い文章にし、1文ごとに改行を。内容がわかりやすくなります。


【例】昼食後(いつ)、 ○○様(誰が)を車いすにのせ、××公園を(どこで)散歩中、車輪が小石につまづき(なぜ)、転倒しそうになった(どうした)。急いでブレーキをかけたため、転倒せずに済んだ。


【2】客観的に書く


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何かが生じた時、普通は「何があったんだろう」と推測します。しかし、報告書への記録の場合、主観は交えず、見たままの内容、聞いたままの言葉をそのまま書き留めるようにします。推測を入れる場合は、文章の最後に入れるようにします。


【例】夕食前、○○様が廊下にうつぶせで倒れていたのを見つけた(見たままを書く)かたわらに車いすがあった(見たままを書く)。立ち上がろうとして車いすから落ちたものと思われる(推測を入れる場合は最後に)


【3】専門用語略語施設独自の言葉は使わない


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報告書は、職員だけでなく、利用者の家族など外部の人が見た場合にも理解できるように書かなければなりません。専門用語や略語、施設内でしか通用しない言葉は使わないようにします。

【例】訪室したら、○○様が便器の前でお尻を床につけた状態で座っていた。ナースコール( Ns'c、NCなどを押さずに、リハビリパンツ(リハパン)を上げようとしたと思われる。
監修/高橋好美
特別養護老人ホーム レジデンシャル常盤台施設長。看護職、メディカルソーシャルワーカーを経験した後、社会福祉士、介護支援専門員の資格を取得。大田区立特別養護老人ホームたまがわ特養第一課課長を経て、2009年より現職。

文/高野千春 イラスト/岡村奈穂美
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レクリエ 2018 1・2月号54ページに掲載

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