介護最新ニュース 「バディケア」資格取得者、業務開始

2017年12月05日

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多くの人にとって、人生の楽しみの一つに「旅行」があります。それは、要介護者にとっても同じこと。ただ、心身にかかる負担や、移動などに他の人の手を借りることへの遠慮から、「実現は難しい」と考えてしまいがちです。

そんな悩みを解決するのが「バディケアスタッフ」です。これは、高齢者や障がい者に付き添い、移動のお手伝いや健康管理を行う民間資格。2016年に設立された一般社団法人・日本バディケア協会が養成を行い、2017年9月までに25人が資格を取得しました。現在、彼らによる付き添い業務が始まっています。

資格取得者は看護師や主婦など、20〜60代まで幅広い年齢層にわたります。協会の本拠である長野県上田市には温泉も多く、宿泊施設の従事者が資格を取っているケースもあります。

養成講座では、看護師などを講師として、高齢者の体調変化に気づくためのポイントや当事者の状態に合わせた声かけや介助の仕方、旅行中を想定しての車いすの扱い方などを学びます。資格は技能によって1〜3級があり、基本技術を習得する3級では、計6日間の座学や実習を行います。

同資格の発案者で、同協会の理事である吉田美佐代さん(看護師)、そして理事長の坂本泰樹さん(医師)は、医療者として旅行をサポートする経験を長年積んできました。講座内容も、そうした経験を活かした実践的なものとなっています。

また、バディケアスタッフによる実際の業務に際しては、同協会で目安となるサービス価格も設定しています。たとえば、「自分で歩行ができる」という人が対象の場合で1時間1300円からという具合です。今後、さらに資格取得者が増えていけば、ニーズの高いインフォーマルサービスとして定着していくことが期待されます。
文/田中 元
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レクリエ 2018 1・2月号66ページに掲載

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